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スクールカウンセラー補助
國井 京子さん
「学院の特色(実践学習)がダイレクトに実力になっていると、
 現場に出て実感しています。」
現在のお仕事について教えてください。
 東京都内にある中学校で、スクールカウンセラーの補助をしています。
教育現場での「カウンセリング・カウンセラー」は、ただの悩み相談などではなく、“人間関係を築いていくため”のツールとしても必要だと感じています。
 生徒さんたちが一番悩む(難しいと感じている)のが友達関係です。中学生では人との距離感などがまだ上手くとれず、「くっつきすぎ」「いまひとつ輪に入れていない」「そもそも“友達”がどういうものか分かっていない」、などの状態だったりします。そして、先生に相談するまでではないけど、不安や不満、ぎこちなさ、モヤモヤ感を抱えていることも少なくありません。それらを、生徒にとって身近な存在としてフォローしていく事も求められていると感じています。

現場で働いていて感じていることを教えてください。
 私が勤めている学校では、週に1度来る専属のスクールカウンセラーの他に、私を含めて3人のスクールカウンセラー補助、特別支援担当、ティーチングアシスタントの方々なども来ています。生徒たちに向けてソーシャルスキルトレーニングの授業も行われ、生徒のフォローにはとても力を入れていますが、残念ながら完璧とは言えません。また、学校での活動になるので、家庭や生活面に明らかな課題があっても立ち入って解決していくことが困難なこと、学校側や先生方の意向にそってしか動けないことに、多少の息苦しさを感じることもあります。
 先生方はもちろんのこと、生徒にもカウンセリングマインドが広まるといいな…と思っています。聴く技術、相手を受け入れ想いを馳せる技術、これらを身につけることで人との係わり方は良い方向に激変すると思います。
 以前、学院の卒業生でスクールカウンセラーをしている塚本さんと、人間関係が希薄になってきている…という話をしたことがあります。相手を理解しようという気持ち・姿勢って、学校生活や日常の中で学ぶ機会が少ないのかもしれませんね。それが人間関係ではとても大切なんですけどね。

お仕事の中で学院での学びはどのように役立っていますか?
 聴く技術はもちろんのこと、ワンダウンやノットノウイングの姿勢、洞察力、あらゆる意味でのペーシング、そして学院生活の間に自分自身の自己肯定感を上げていたことが今の現場で生きています。生徒からグサッと胸に刺さるような言葉を受けても、必要以上に傷つかず、拒絶せずに相手を受け入れて対応が出来ていた時は、「成長したなぁ」って自分自身思いました(笑)。
 個々にケースを持つこともありますが、生徒の学校生活の中に入り込むことが求められているので信頼関係が一番大切です。生徒にどれだけ信用してもらえるか、心を開いてもらえるか…そこに学院で培ってきた「カウンセラーとしての私」が反映されています。

心理カウンセリングを学んでいる学院生、これから学ぼうと考えている方々へメッセージをお願いします。
 私が現場に出てから補ったのが医学的な知識でした。教育現場ではカウンセリングと精神医学の関係が密接していて、特にアスペルガーや自閉などのPDDや多動のADHDに関する対応策の例はいろいろ探して読みました。また、解決志向のアプローチを基本としている現場(学校)なので、ソリューショントークやエリクソン催眠も勉強中です。
 とは言っても、それらは後から必要に応じて勉強すればいいと思っています。
私としては、学院の特色がダイレクトに実力になっていくと実感しているので、学院で学んでいる間に、他の人のカウンセリングを見る、自分のケースを見る、先生のカウンセリングを体感する、そして、カウンセリングの技術を先生方から盗んで自分なりのスタイルを磨き上げることが一番かと思います。
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