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医療ソーシャルワーカー
大西 由美子さん
「毎日、何があるかわからない刺激的な仕事。
だからこそ“明日も頑張ろう”って思います。」
 学院を卒業すると同時に就職活動を始めた大西さん。医療、福祉の仕事は全くの未経験にも関わらず一ヵ月後にはソーシャルワーカー(社会福祉事業に従事する専門家)の採用試験に合格し、現在も96の病床を持つ療養型の病院(埼玉県所沢市)で活躍中です。


採用が決まったときの気持ちは?
 自分自身でもびっくりしました(笑)。入職後に採用担当の方に、なぜ私だったのかを聞いたところ“話し方が良かった”“話している内容が素晴らしかった”ではなくて、「話の聞き方、聞く姿がよかった」とおっしゃるんですね。それは、学院でずっと話の聞き方というのを学んでいたからではないかと、嬉しくなりました。

日常はどんな業務をしているのですか?
 院内に医療相談室があり、普段はそこに在席しています。患者さんから要望があると看護婦さんから私のところへ連絡が入りますので、すぐに病室へ伺い、患者さんの話を聞きます。「いったい自分の病気は治るのか」「何のために生きているのかわからない」などといった不安を話される方が多いですね。最近は介護に疲れたご家族からの面接依頼も増えています。

辛くなることはありますか?
 「家に帰りたい」という患者さんと「帰らないでほしい」というご家族のニーズが食い違うとき、その間に挟まれて辛い思いをすることがあります。ときにはそこに病院側の考え方も加わりますので、さらに複雑になります。また、人の「死」に近いところにいますので、自分が思っていた以上にダメージが大きく、辛くなることがありますね。自分の中で死生観をしっかり持ち、自身のケアの方法を確立することが今後の課題です。

やりがいを感じるときは?
 退院される患者さんが、「ありがとう」と手を握ってくれる瞬間でしょうか。本当はたいへんなことの方が多いのですが、そのときに全部吹っ飛んじゃいますね(笑)。患者さんから見れば孫ぐらいの年齢の私が人生の先輩方に頭を下げられるのは不思議な気分でしたが、不安や心細さを抱える患者さんに、少しでも安心感を与えられる存在になりたい。そう思いながら、毎日働いています。何が起こるかわからない刺激的な仕事。だからこそ“明日も頑張ろう”って思います。

将来の夢は?
 学院に入った頃は「いつかは独立したい」という気持ちがありましたが、今は“ずっとこの仕事を続けるぞ”っていう気持ちになりました。患者さんとそのご家族にとっての最善の社会的、心理的な援助ができるようなソーシャルワーカーを目指していきます。

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