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経営コンサルタント
渡辺 将史さん
「クライエントの心のブレーキを外すことで、
 問題解決のスピードが上がり結果が早く出るようになりました。」
心理カウンセリングを学ぼうと思ったきっかけを教えてください。
 もともと経営コンサルタントをしています。僕のコンサルティングは、ベースに心理学や行動科学などがありまして、今までは心理学の土台の上にあるコンサルティングの技術を提供してきたんですが、「今後はベースにある心理学もプロとして提供していきたい」という思いがありました。経営コンサルタントとしては10年以上実績がありますが、心理学をプロとして提供するには知識や技術の裏付けされるものが弱いと感じていたため、この部分を「強化したい、明確にしたい」という思いから勉強を始めました。

 コンサルタントとして仕事をしていても、企業の現場で心理カウンセリングが必要な場面が日常茶飯事だと感じていましたので、世の企業への必要性も感じ、この機会をビジネスチャンスとも捉えました。

 また、自己ブランディングを確立する意味からも、経営コンサルタントと心理カウンセラーの2つを併せ持った人間を自分の中に作り上げたかったこともあります。

お仕事に「心理カウンセリング」はどのように役立っていますか?
「心理カウンセリング」を学ぶ前と後では変化がありましたか?

 コンサルティングも全てヒアリングから始まり、ヒアリングの先に問題の解決があります。その問題解決手段が「コンサルティング」と「コーチング」しかなかったところに、「カウンセリング」が付け加わりました。
実際に仕事をしていて、クライエントが「そんなことは知っているし、もうやってるよ」と言いつつ、実際はできていない場面に突き当たることが多くあります。これをすれば問題が解決するだろうということが分かっているのに、自分がどれだけ言っても、クライエント自身も納得しているように見えるのに、行動できない。ここにジレンマを感じていました。

 人は変化を嫌い、無意識に心が行動にブレーキをかけてしまいます。この心の壁を突破させるのに、カウンセリングの技術が役立っています。

 「コンサルティング」はアドバイザー的、指示的な面があり、指示したものを実行させようとする時にクライエントの心にブレーキがかかることがあります。「カウンセリング」は自発的に自分で気づいて自分で変えていく考え方・方法です。「分かっていてもできていない」「あと一歩を踏み出す」にはカウンセリングが効果的ですね。コーチングも近いですが、相手をリードしていくコーチングと、隣、あるいは少し後ろから相手の歩みを援助するカウンセリングというイメージで、心への働きとしては違いを感じます。

 この「心のブレーキ解除」ができるようになってからは、クライエントの「do(実行)」に対して、こちらからのアプローチにあまり力が必要なくなりました。自発的に「問題解決のために」と決めてやるので、クライエントが自己責任で主体的に動くようになりました。

 結果として変わったのが、クライエントの問題解決のスピードですね。「どうやってやらせよう」と考える時間が減り、また日本流の根回しをしなくてもクライエントが主体的に動くので、結果が速く出るようになりました。

 あとは、仕事の中で誰から教わったわけではなく自分で考えて行っていた施策があったのですが、勉強して「実際に行っていた施策は学術的に・・・」と後付けで知ったことがいくつかありました。今までは自分の言葉で伝えていましたが、学術的に裏づけされた事実を整理して学んだことで、自分の中で確固たるものになり、伝えやすくなった部分があります。理論武装に厚みが増しました。

心理カウンセリングを学んでいる学院生、これから学ぼうと考えている方々へメッセージをお願いします。
 学ぶなら、「カウンセラーになる」でも、「自分の仕事に活かす」でも何でも良いので、心理カウンセラーのスキルをどう活かすかの方向性は持って入学すべきだと考えています。目的や方向性などがないまま勉強するのはもったいない。そういう方向性を見つけるのは学校ではなく、自分の人生の時間の中なんだと思います。

 「学ぶ」、「卒業する」、「資格を取る」ことは通過点でしかありません。ここで得るカウンセリングの技術をこう活かしたい、という漠然とでも良いので目的・方向性をもって踏み出す一歩に意味があると思います。
それと、大局的なものの見方を持つことが大切だと思います。カウンセリングの現状や位置付け、世の認知度などに対して、何が出来るかを考えて行動していかないと、資質の向上もさることながら、この職業の未来に貢献できないと考えています。

 心理カウンセラーはフロンティアスピリットが必要な職業です。一部では需要が強く叫ばれていますが、カウンセラーが活動するフィールドはまだまだ荒地の部分が多いです。カウンセリングに対しての誤解や無知に対して啓蒙活動をしていく先駆者になる、そういう意識を持ってもらいたいと感じています。啓蒙活動を含めて、「なぜカウンセリングの勉強を社会のことまで考えてしていかなくてはいけないのか」という大局的なものの見方を持って卒業し、活躍されることを願っています。
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