日本カウンセラー学院 学院情報
 
心理カウンセリングとは 心理学・カウンセラー誕生 心理カウンセラーについて 心理カウンセラーの基礎知識
【人名】
心理カウンセラーの基礎知識
【参考文献】
 

心理カウンセラーについて

 
【心理カウンセラーとは】
心理カウンセラーの活動は多岐にわたります。心理テストなどを用いて人の心の特性を査定することもあれば、円滑なコミュニケーションやストレスへの対処方法について教育すること、あるいは療法や症例を調査・研究することもあります。日本カウンセラー学院のカリキュラムでは、その多岐にわたる活動のうち、「心理学に基づく相談援助の基礎」としての心理カウンセリングを学んでいきます。この基礎は、私たちが心理カウンセラーの技術の本質、核にあたると考えているものです。
心理カウンセラーは一般に「専門職」と言われます。その専門性は、人間心理への深い造詣であったり、相談対応技術であったりと、さまざまに捉えることができるでしょう。しかし、心理カウンセラーの技術を学び始めるにあたって最初に強調しておきたいのは、心理カウンセラーが「人を尊重すること」の専門家であるということです。このことは、専門知識に基づいた解決策を示すことや、相談者の複雑な心理メカニズムを解明することよりも重視されるべきことと考えます。このような視点を「ヒューマニスティックな人間観」と言います。日本カウンセラー学院のカリキュラムでは、ヒューマニスティックな人間観に基づいて相談者と関わる能力を育み、またそのうえで心の仕組みや働きなど、心理学的なさまざまな専門知識を習得することを目的としています。
 
【心理カウンセリングの活用領域】
心理カウンセラーの技術は、主に精神医療と職業指導の分野から発展してきました。一般的に精神医療のイメージが強いためか「心の病んだ人が受けるもの」といった印象を持たれる方が多いのかもしれません。いまだに心理カウンセラーからカウンセリングを受けることに抵抗を感じる方も少なくないようです。しかし、今日心理カウンセリングは様々な分野で活用され、効果をあげています。
 
   ・心理カウンセリングの活用
問題が深刻な
状態の方への活用
  • 医療
  • 福祉
  • 司法
  • 矯正  など
問題が小さい
状態の方への活用
  • メンタルヘルス
  • 教育
  • 産業  など
成長や発展に
焦点をあてた活用
  • 能力開発
  • 自己啓発  など
 
ひとつの見方として、心理カウンセリングは上記のような3つの段階を経て発展したと捉えることができます。最初に「心の問題、心の病気を何とかしなければ…」という段階があり、その実践・研究が進む中で「問題が小さなうちに対処しよう」という流れが出てきます。そして、その流れの中で心理カウンセリングの「応用」と位置づけられるものが生まれてきた、とする見方です。
先に述べたように、心理カウンセラーの提供する技術は、一般の人には縁のない専門家の特殊な技術だと捉えられているかもしれません。しかし今日、心理カウンセラーは「心の問題に対処する」だけでなく、「心の健康や豊かさ、ひいては実りある人生に寄与する、誰しもが日常で活用できる援助」としても活動の場を広げてきています。問題が深刻になってから対処するのではなく、より軽い状態のうちに対処する、また問題にではなく「なりたい姿」や「問題が解決されている姿」に焦点をあてるなど、より日常的に活用する技術として応用されています。
 
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